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執筆者の写真AO記者

日本酒品評会、中国で初開催


【北京時事】中国人の口に合う日本酒はどれかを競う品評会「第1回アジア国際美酒コンテスト in China」が24日、中国・北京市の商業施設で始まった。24府県の62の蔵元が出品した約140本の日本酒を、中国人約1000人に3日間かけて試飲してもらう。中国市場への輸出拡大につなげる狙いだ。

 品評会は、農協や酒造会社などでつくる「全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会(JRE)」などが主催。会場に駆け付けた野上浩太郎官房副長官は「日本旅行の際には気に入った銘柄の産地に足を運んでほしい」とアピール。中国食品工業協会の沈※(※竹カンムリに虎)副会長は「活動を通じてより多くの中国の消費者が日本酒を知り、好きになるだろう」と語った。品評会の結果は来月25日に発表される。

 日本酒の中国向け輸出額は2017年に27億円と、国・地域別では米国、香港に次ぐ3位。18年は1~6月で18億円と7割増のペースで伸びている。JREは内陸部を中心とした日本料理店の増加が背景にあるとみている。 

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